開発事例:MBS動画イズム 動画配信サービス開発
■MBS動画イズム
関西のテレビ局「MBS」が運営する動画配信サービスです。
2022年、Android,iOSアプリの保守としてプロジェクトに参加。
2023年、サービスリニューアルのタイミングで、Webフロントエンドも担当。
2024年からは、バックエンドも担当することとなり、Android,iOSのスマートフォンアプリ開発・保守、Webのフロントエンド、バックエンド開発・保守も担当、サービスのシステム全般を担当しております。
Web版
https://dizm.mbs.jp/
モバイルはこちら
開発事例:遠隔診療システム開発(医療機器開発)
■在宅慢性心不全患者の心不全再入院抑制に資する五感を生かした遠隔診療システムの開発
大阪大学 大学院医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科学の桝田浩禎 特任助教が在宅で専門医レベルの身体診察を受けられることを可能にし、心不全の早期発見に貢献することを目指す仕組みとして、『心不全に関連する症状を検出する腕時計型ウェアラブルデバイスシステムと専用アプリ』を考案されました。
また、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED)令和4,5年度「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業 (基盤技術開発プロジェクト)」の支援を受け、ギガ・システムは研究分担者としてソフトウェア開発全般を担っております。
桝田浩禎 特任助教による大阪大学発のベンチャー企業「A-wave株式会社」様とともに、医療機器開発に取り組んでおります。
■開発内容
慢性心不全患者向けのスマートフォンアプリ(Android、iOS)開発、Iot開発、および関連するインフラ(クラウド)の開発、医療従事者向けWebシステムのフロントエンド開発およびバックエンド開発など、ソフトウェア全般の開発を行っています。
また、医療機器開発に向けたQMS対応やJIS T 81001-5-1に準拠したサイバーセキュリティ対策なども実施しています。
特許取得:認証サーバー不要なワンタイム認証情報による相互認証
特許技術のご紹介:認証サーバー不要なワンタイム認証情報による相互認証
(特許 第7412691号)
※共同発案:合同会社 サクセスナレッジ
■概要
スケーラビリティのあるワンタイム認証情報でモジュール間の相互認証を実現します。
■技術分野
情報セキュリティ
■特徴
・認証要求元が通知するOIDと相手認証モジュールが応答するOPWで相互に認証します
・ワンタイム認証情報(OID,OPW)は認証ごとに値が変化します
・認証サーバー不要でモジュール間ピアツーピア通信環境での認証が可能です
■優位性
・X.509証明書を使用せずに相互認証が可能です
・認証にRSA演算のようなCPU性能を必要とする処理を行いません
・ワンタイム認証情報(OID,OPW)ペアにより認証情報の管理が容易です
■応用分野
・業務PCとスマートフォンのBluetooth通信および生体認証でのローカル相互認証
・コストやCPUスペックに制約のある組込みソフトウェアやIoT機器での相互認証
特許取得:ワンタイム認証情報によるパスワードレスな相互認証
特許技術のご紹介:ワンタイム認証情報によるパスワードレスな相互認証
(特許 第7333923号)
※共同発案:合同会社 サクセスナレッジ
■概要
スケーラビリティのあるワンタイム認証情報を使用して、パスワードレスな相互認証を
実現します。
■技術分野
情報セキュリティ
■特徴
・異なるホスト(機器)間はもちろん、同一ホスト内アプリ間の認証も可能です
・Bluetooth接続などの近接無線通信環境下での、ホスト間の相互認証にも利用
可能です
・認証モジュール間で生成するワンタイム認証情報を使用して相互に認証します
■優位性
・X.509証明書を使用せずに相互認証が可能です
・認証にRSA演算のようなCPU性能を必要とする処理を行いません
・複数の認証モジュール間での認証時も、複雑化せずワンタイム認証情報の生成や
管理が可能です
■応用分野
・ユーザー認証を必要とするシステムでのパスワードレス認証
・IoTエッジや組込みソフトウェアなどの制約のあるシステムでのパスワードレス認証
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■応用例
パスワードレス認証システムでの利用を例に、FIDO2と比較して本特許技術について
説明します。
①
1.各認証モジュール固有の識別情報を元に、OIDを生成します
2.OIDを対向の認証モジュールに送信して認証を開始します
②
1.受信したOIDの正当性をチェック後、チャレンジ(乱数)を生成します
2.OIDと各認証モジュール固有の識別情報を元に、OPWを生成します
3.OPWでチャレンジを暗号化してOID送信元のモジュールに送付します
③
1.②と同様にして、チャレンジ(乱数)とOPWを生成します
2.対向の認証モジュールからの受信値を復号して、チャレンジを検証します
開発事例:社内用安否確認システム(LIFF利用)※機能改善
■概要
気象庁発表の警報や地震などの防災情報を監視し、社員の安否状況について報告/確認を可能にします。
■特徴
1.気象庁が配信する防災情報フィードに対応
・指定した防災情報の発生をリアルタイムに検出
2.使い慣れたLINEアプリでのUI/UX提供・LINEでの安否確認情報のプッシュ通知
・LINEでの安否状況の報告や報告状況の確認操作
3.エスカレーションフローと連絡方法の登録/確認
・組織別の報告先と連絡先(電話番号等)を一覧
機能改善(2023.07.26 Ver up)
4.気象災害の対応地域を拡大
・気象庁の375地域区分に対応(地震災害は188地域区分)
・郵便番号だけで2種類の地域区分に対応
■構築ポイント
1.LIFF(LINE Front-end Framework)の活用
・LINEと安否確認Webアプリの連携
2.Laravelを利用したWebアプリケーション構築
・Laravel画面パッケージを利用したUI開発
3.クラウド上でのバックエンド構築
・安否確認Webアプリのホスティング
補足情報
2023年2月20日:情報公開
2023年7月27日:追記(機能改善:特徴4)
開発事例:IP無線システム(ちょっとしたアイデア)
■製作経緯
昨年度、弊社内で初めての取り組みとして、「システム化できるアイデア」を社内募集いたしました。
今回、アイデア賞を「IP無線システム」に決定。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
決定のポイントとして
1) 法改正のため、現利用者にニーズがあるであろう。
2) 作成の気軽さ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【法改正について】
2008年の※電波法関連法令の改正により2024年11月30日以降、一部のアナログ簡易無 線機が使用できなくなる。
(※総務省電波利用HP参照:https://www.tele.soumu.go.jp/j/ref/relate/dcr/)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そこで、
スマホの電波などのネットワークがない屋外などでも利用できるIP無線システムを企画。
ー実際に製作してみてー
■ポイント
→導入のしやすさ
・iPhone, Android端末を利用可能なため、グループ間通話が可能
・免許不要
→可搬性
・無線サーバ(Raspberry Piにて構築)はバッテリー駆動が可能なため、電源のない場所でも利用可能
→プライバシー
・通信内容は暗号化し、無線サーバにWi-Fi接続可能な人のみ、通話に参加できるため盗聴のリスクが少ない
※イメージ図
【使用したハード】
※Raspberry Pi(上) バッテリー(下)
こんな感じになりました(o^^o)
開発事例:コミュニケーション不足改善ツール開発
■全体構成
■概要
テレワーク環境下において、所属組織メンバーの勤務状況確認や
コミュニケーション不足を解決するDXの一環として、
MS365のTeams環境にアドオンする形でグループウェアツールを作成。
所属組織メンバーの仕事状況の確認できることや、ライトなコミュニケーション手段が主な機能。
■ポイント
リアルタイム通信:
リアルタイムに利用者の状態の表示、グループチャットを実現。
1対1、1対多のライトなコミュニケーション手段を用意。
顔画像分析ライブラリを用いた集中力判定:
テレワーク環境の際、他者へ「声をかけるタイミング」の目安として、
カメラを介して得られる利用者の顔画像を利用し、集中力の状態を判定。
声をかけることができる状況の目安とする。
導入ハードルの低さ:
Teams環境へのアドオンであるため、すでにTeams運用されている場合は、
新たにソフトウェア、サービスなどを利用者側にインストールすることは不要となっている。
また、Active Directoryに連携してあるため、組織情報などは既存の情報を活用できている。
自社開発環境構築:IoTプラットフォームを用いた開発
■全体構成
■概要
Flutter及びPHP Laravelを用いたIoT開発のプラットフォームを開発。
エッジ環境に左右されない提案を行うことを可能とした。
■ポイント
Flutter:
Google社提供のモバイルアプリ用のフレームワーク。
iOS/Androidのライブラリを一つのプログラムから作り出すことができるため、
機能追加などのリリースを手早く行うことが可能となる。
マルチプラットフォーム:
従来のiOS/Androidの開発と違いFlutterがマルチプラットフォームのため
両OS同時期に確認が可能。
また、豊富な開発実績のため、画面作成など社内ライブラリ化しており、
本来数ヶ月かかる実機での検証を大幅に短縮することが可能。
BLE通信:
IoT開発に欠かせないBluetooth連携機能も社内ライブラリ化。
様々な機器での実績があり、日々更新を行い精度アップを実現している。
マテリアルデザイン:
ユーザーのプラットフォーム環境に左右されることなく、
共通のUIを備えた使いやすいアプリをユーザーに提供可能とした。
特許出願いたしました。(特願2021-131928)
現在、合同会社 サクセスナレッジと弊社戦略企画部商品開発室で
機器認証(ワンタイムIDとワンタイムパスワード認証)を共同で
特許出願いたしました。