■在宅慢性心不全患者の心不全再入院抑制に資する五感を生かした遠隔診療システムの開発
大阪大学 大学院医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科学の桝田浩禎 特任助教が在宅で専門医レベルの身体診察を受けられることを可能にし、心不全の早期発見に貢献することを目指す仕組みとして、『心不全に関連する症状を検出する腕時計型ウェアラブルデバイスシステムと専用アプリ』を考案されました。
また、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED)令和4,5年度「医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業 (基盤技術開発プロジェクト)」の支援を受け、ギガ・システムは研究分担者としてソフトウェア開発全般を担っております。
桝田浩禎 特任助教による大阪大学発のベンチャー企業「A-wave株式会社」様とともに、医療機器開発に取り組んでおります。
■開発内容
慢性心不全患者向けのスマートフォンアプリ(Android、iOS)開発、Iot開発、および関連するインフラ(クラウド)の開発、医療従事者向けWebシステムのフロントエンド開発およびバックエンド開発など、ソフトウェア全般の開発を行っています。
また、医療機器開発に向けたQMS対応やJIS T 81001-5-1に準拠したサイバーセキュリティ対策なども実施しています。