【出張報告】シリコンバレー視察研修

2026年2月、9泊10日でシリコンバレーへ視察研修に行ってまいりました。
大阪大学の先生にも同行いただき、関係者・施設のご案内のもと
バイオデザイン/メドテック関連のプログラムに参加しました。

バイオデザイン/メドテック関連


東大バイオデザイン × JBC(Mountain View)

Japan Bio Community(JBC)と東京大学バイオデザインの共催イベントに参加しました。
知財・保険償還、AMED の支援など、米国展開に直結する論点に短時間で触れることができました。
交流会では、臨床から SaMD 開発へ進みたいという声も聞け、
現場と開発の接点をより具体的に捉えるきっかけとなりました。

イベント情報:Japan Bio Community

Japan Society バイオデザイン発表・交流会(Palo Alto・JIC)

経済産業省の Japan Innovation Campus(JIC)での開催です。
Stanford Biodesign と日本側プログラムがつながる場で、
大学・企業・関係機関の方々と情報交換しました。
医療分野に依っては患者数や費用対効果の壁が大きく、
開発が進みにくい現実もあるとの話は、
提案や要件の前提として覚えておきたいと感じました。


イベントページ:Innovation from US-Japan MedTech Collaboration(Japan Society of Northern California)

スタンフォード大学講義(福祉支援技術の展望)

大阪大学の先生のご案内で、スタンフォード大学の講義を聴講しました。
ディスカッション中心の学びのスタイルや、挑戦を後押しする文化に直接触れる貴重な機会となりました。
講義の最後に、発表者に対する評価シートを書かせていただきましたが、
評価項目が
 1. 上位10%の出来
 2. 上位30%の出来
 3. 以下の改善点あり(自由記入)
となっており、フィードバックの在り方についても考えさせられました。


現地で触れた先端技術


Waymo(ウェイモ、自動運転タクシー)

アプリ予約から乗車まで体験し、何の問題もなく街に溶け込んでいる様に
最初は「これがアメリカの技術力か」と圧倒されました。
これは、車両の製造技術のみが優れているのではなく、
無人車両を公道で走らせるための「制度」と「責任構造」が整っていることにこそ、
本当の凄みがあると云えます。


AI観光案内板(San Jose)

サンノゼにあるサンペドロ・スクエア・マーケットで、
大型ディスプレイを使った観光案内の設置を見かけました。
地図やスポット情報に加え、対話形式で質問に答えるUIがあり、多言語表示にも切り替え可能でした。
「正確な情報提示」だけでなく、待ち時間や誘導文、触りやすいボタン配置など、
公共の場に置く前提での読みやすさ・迷わなさが意識されたUIでした。
これは生成AIの有無に関わらず、持つべき視点であると改めて感じました。

まとめ


今回のシリコンバレー視察研修では、バイオデザイン/メドテックを中心に、
制度・市場・医療現場の制約も含めた文脈を具体的に捉える機会となりました。
講義・交流会に加え、現地での技術体験も得られ、
提案・開発時の参照軸を拡げられたと考えています。

同行・ご案内くださいました先生方、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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