近年、ハイパーデジタル社会におけるメンタルヘルスの維持が社会的な課題となっています。
当社では、梶山 愛先生(CEO & Founder, ICARELAB, Inc. / 東北大学大学院医工学研究科 非常勤講師)と連携し、マインドフルネス支援アプリの開発を行いました。
梶山先生が、ご自身の経験を踏まえ、
「もっと日常においても、世界中のヘルスケア/ウェルネス分野で書道が引き出す心身の状態変化を活かせないか?」
という観点から、VRと書道を組み合わせたマインドフルネスに着眼されました。
そこで当社に、Apple Vision Pro開発の知見があることをきっかけに、今回の共同開発に至りました。

Apple Vision Pro と書道の組み合わせ
Vision Pro がもたらす没入感と、日本古来の文化である書道を組み合わせ、空間コンピューティング上で体験する VR書道アプリを実装しました。
当社は、Vision Proネイティブアプリの開発、高精細な筆跡のシミュレーション、直感的な操作インターフェースの設計、リアルタイムな線データ収集技術の実装を担当しました。

※アプリ画面イメージ

※アプリ画面イメージ
本アプリ最大の特徴は、単なる書道練習ツールではなく、ユーザーが一筆一筆に集中しながら文字を書き、書き上げた線の特徴(圧力、揺れ、完成度など)を解析し、自己理解を促すためのフィードバックを提供する点にあります。
エンターテインメント性を損なわない操作感を保ちつつ、研究側で検討されたマインドフルネス体験の要件をソフトウェアに落とし込むことを目指しました。
今後は、梶山先生の現場ニーズに沿った改良を進め、製品化に向けて取り組んでいきます。

